クラウド会計 自動仕訳の注意点 残高の合わせ方
追記あり:2019年4月11日/
クラウト゛会計は、ネットバンキングやクレジットカードを登録したりと、
クラウト゛の特性を生かせば、仕訳入力が楽になるのですが、それで「完璧!」という場合がすくないので、確認もお忘れなく!
・銀行やクレジットカードを登録すると、補助科目が作成される
私はマネーフォワードを使っていますが、銀行やクレジットカード、通販サイトなども連携ができます。
上記の画像が登録画面ですが、お客様番号、ログインパスワードを入れて登録します。
すると、通常は、銀行口座なら「普通預金」科目の下に補助ができます。
クレジットカードのときは、「未払金」の下に補助ができます。
・補助科目とは
この「補助」という仕組みが分かりづらいようで、、、
確定申告のときに、決算書をみたら、現金がマイナスになっている、普通預金がマイナスになっている、というケースが多いのです。
会計帳簿の貸借対照表(残高試算表)で見てみましょう。
「普通預金」の所に、すこし段が下がっているのが「補助科目」が設定されている証拠です。
補助科目をつくると、分類されるので、金額をみやすくします。また金額の整理をしやすいのです。
・銀行残高を通帳と一致させる
もしも上記の方が、ほかにゆうちょ銀行を登録したとすれば、普通預金の中に、みずほ銀行とゆうちょ銀行が含まれる体系となります。
補助科目って、使い方次第ではとっても便利です。
たとえば、2つの銀行が「普通預金」科目で合計××円となっていると、それが間違っていたとき、どっちの銀行の残高がずれているのか、探しやすくなります。
例)
・みずほ銀行とゆうちょ銀行の12/31の残高合計が、通帳から6000円と拾った時
普通預金 6,000円
となるのが理想です。
でも、もしゆうちょ銀行の入力が間違えていて、1,300円となっていると、普通預金の残高が6,300円となります。
あれ?どこが間違っているの??と捜索開始するときに、
普通預金 6,300円
みずほ銀行 5,000円
ゆうちょ銀行 1,300円
となっていると、ゆうちょ銀行を調査すれば、数字が合いやすくなります。
画像の、、補助科目の欄のずーーと右、残高は、通帳の残高と合っていますか?
個人さんの確定申告は、12/31現在の残高が通帳と一致させます。
・残高を一致させる方法
お手元に通帳を用意し、
1月1日から、残高があっているか確認していきます。
ただ、毎日の残高を確認すると手間(面倒)なので、
月末ごとにあっているか確認してき、違っていたら、その月の1日から入力データとお通帳を見て
一致しているかチェックしていきます。地味な作業ですが、とっても重要なものです。
・仕訳するときに注意しましょう
では、どうすればいいのでしょうか?
自動取得で、もれなく仕訳を登録できていればいいのですが、年の途中から始めたときや、銀行側のエラー?でうまく自動取得できないこともあります。
残高を合わせる仕訳を入力するときには、「補助科目」にもプルダウンから補助科目を入れます。
残高確認は、会計帳簿ー補助科目からも可能です。通帳を片手に、足りない仕訳を追加して行きましょう。
◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
確定申告中の冬にむけて、ふるさと納税の仕込みをしています。牡蠣が好きなので、申し込みしておいて、来年特産品を受け取るようにします。