給与計算エクセル 税金の算式
更新済み:2020年1月9日/
給与計算に関しては、クラウド型のシステムが多くなり、とても便利になりました。一方で、毎月報酬は定額だったり、手続きは社会保険労務士さんがやってくれるので、そこまでの有料サービスは不要。。。なんて事業所さんがいらっしゃるので、お客様との連絡に使えたらと、自作で簡単な給与計算ソフトを作ってみました。
・給与計算エクセル
参考にしたのは、税理士の井ノ上さんのブログ。
→社長ひとりの給与計算をExcelで。給与計算・賃金台帳・給与明細テンプレート
http://www.ex-it-blog.com/Excel-Salary-Template
私のケースは、一覧で数名入力して、給与明細も発行できるようにしたかったです。
なので、ひとりづつ源泉所得税を計算する欄を作る必要がありました。
・苦戦したのは、源泉税の算式
所得税を計算する必要があったので、ポイントはソコ!
国税庁のホームページから、「月額表」をはりつけて、そこから探すような関数!?が組めればよかったのですが、できないので、IF関数を使いました。
なので、算式を入れるために「電子計算機の特例」を使いました。
【参考記事】給与計算と源泉所得税の計算 月額表と電算機特例
問題なのは、別表1と源泉税の算式のセル。所得税の計算は
このようになっています。
このようなものをエクセルでは、以下のようにしました(所得税の計算)
=ROUND(IF(A1<=162500,A*5.105%,
IF(A1<=275000,A1*10.21%-8296,
IF(A1<=579166,A1*20.42%-36374,
IF(A1<=750000,A1*23.483%-54113,
IF(A1<=1500000,A1*33.693%-130688,
A1*40.84%-237893))))),-1)
※「A1」セルに、別表1と別表2の合計を入れています
・雇用保険の有無
できたーー(^o^)/と喜んでいたら、雇用保険で手が止まる。 対象外の方を除外しないと。。。ということで、
雇用保険のあり、なしを計算する欄を加えました。
社会保険料の料率変更などは税理士事務所でサポートすれば、手当など簡単な訂正はお客様の方で、、という運用ができるかな?!
エクセルが未熟なもので、IF関数でしか表現できなかったのですが、なんとか完成しました。
皆様にダウンロードいただくまでに完成したら、またご報告します(笑)
・追記(令和2年 複雑に)
令和元年分までは、別表3までだったのですが、
令和2年分からは、もうひとつ追加になりました。
もう一つ追加になりました。
所得が高額な方は、基礎控除がゼロになったので、
この様な算式が追加になったのですね。
ううう・・・
出来ないことはないけど、複雑になりましたねぇ・・・
◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今年の交流戦は、千葉マリンへ!暑かったけど、飲んで食べて楽しい時間でした。野球観戦を楽しんでいる方々に混ぜてもらい、こちらも素晴らしい交流戦となりました♪