財務会計ソフト 保守加入は必要か
追記あり:2019年4月8日/
最近は、月額利用料タイプの財務会計ソフトもでましたが、
多くは財務会計ソフトのパッケージ版を購入したあと、
保守に加入する事によってサポートを受けられる形態が多いです。
その保守加入について、考えてみます。
・保守は必要か
会計ソフトで有名な「弥生会計」を例にとると・・・現在「弥生会計19」が最新ヴァージョン。
サイトによるとスタンダード版、
「あんしん保守サポート」は、3つのサービスプランに応じ、年間27,020円、34,500円、44,000円(2019年4月現在)
保守については、ソフト会社側は、「入ったほうがいい」と提供されますが、
お金がもったいないしなーーという事業者さんもいるでしょう。
では、保守は入ったほうがいいのでしょうか?
・保守加入をしたほうがいいケース
消費税の課税事業者さん、特に一般(原則・本則)課税であれば、
加入されたほうが良いと考えます。
また、操作方法について頻繁に聞くと予想される方こそ
加入しておけば、メールや電話でのサポートは安心ですね!
また、個人事業者ではソフトによっては、確定申告書も作成できるものがあり、
それに全力で頼りたいときは、所得税の確定申告書の様式が変わるので
保守に入って、最新ソフトを入手したほうがいいでしょう。
・入らなくてもいいんじゃない?なケース
基本サポートは、操作の説明なので、税金のこと、仕訳の相談ははいってないことが多いです。
※弥生会計さんは、ベーシックプラン以上は仕訳相談もありますね。
仕訳や税務の相談は、税理士さんに出来るのであれば、
そのサポートははずせるのではないでしょうか?
・保守に入るタイミング
私持っている弥生会計は「14」
消費税も10%に自動で変わってしまう古いもの。
ただ、なんとか使えているので、持っているという程度です。
たとえば、パソコンの買い替えなどでOSが対応しなくなった時など
新しい弥生会計が必要なときは、ヴァージョンが飛びすぎているので
新しいパッケージを買うことになります。
このように、毎年保守に加入しなくても
使えてしまうのが会計ソフトだったりします。
10年使っていて、新しいヴァージョンの会計ソフトが必要なときは、
保守に入るというよりは、新しいソフトをかうというイメージになるかと思います。
・保守に入る時期が迫っています
例えば10年使えていた会計ソフト。
その買い替えすべき「大きな転機」は 会計が変わった時。
そういうケースはマレですが、
例えば過去には、貸借対照表の「資本の部」が「純資産の部」に変更された時に
会計ソフトを買い変えた方も多かったのでは?!
そして、2019年には、元号が「令和」変更になります。
法人の決算書には、ソフトによって!?西暦で表記しているところもあると思いますが、
個人事業主さんは、平成30年分の所得税の青色申告決算書など
元号印刷されているので、このタイミングで変更が必要かもしれません。
また、次の消費税の10%変更時。
数年前から保守に加入せず、使えている会計ソフトも
そろそろ買い替えの時期かもしれませんね!
【参考記事】古いバージョンの弥生会計・会計ソフトと消費税10% 保守に加入する?
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クラウド会計について書いた記事が、まとめサイトに掲載いただきました。
どのソフトがおすすめ?仕事を楽にしてくれる会計ソフトまとめ
【URL】 https://freelance.levtech.jp/guide/detail/149/