【英語版 源泉徴収票】翻訳したテンプレートを作りました 現地専門家の監修つき
過去にこちらの記事でも書きましたが、
【過去記事】英語版の 確定申告書、源泉徴収票、扶養控除等申告書
英語の源泉徴収票や、扶養控除等申告書の必要を感じていました。
今回は源泉徴収票だけですが作ってみました。
・英語の源泉徴収票が必要なケースとは
主な利用の場面は、このようなケースでしょうか。
- 外国人労働者に給与所得の源泉徴収票を渡したときの説明として
- 外国人労働者が、本国の確定申告のため
- ビザ取得のため
- ビザ取得の親の収入証明書
- 不動産購入
・作成にあたり
このフォーム作り。
アメリカの税務申告を見ていたので、そこでの記憶から単語をチョイスしています。
税務、会計の英単語に、アメリカ・イギリス・ドイツ的なものがあるとしたら、アメリカ寄りです。
あとは、国税庁からでているフォームなどから単語を引用しています。
例えば、
「住所又は居所」は簡単にAddressで意味は分かるので、いいのだろうなーーと思いつつも、
「Your domicile or residence」としました。
また、以下の翻訳証明を受ける方のために、「印 Seal」表記も入れておきました。
アメリカでは「給与所得控除額」がなく 年収=給与所得なため
その訳をいれるのに、「Adjusted Payment Amount(Net Income)」がいいかな?と思ったのですが、
「Amount after Deductions」に落ち着きました。
所得控除、税額控除の英単語も使い分けしています。
・私文書の翻訳証明方法
給与所得の源泉徴収票については、日本国のオリジナル感をだすために、
国税庁から英語版は配布されないのではと考えます。
なので、正式な英語翻訳書類として、外国へ提出するためには、
公証人役場の「外国向け私文書の認証」を利用するのがいいでしょう。
この認証サービスは、「翻訳証明」と「サイン証明」がありますので、
提出書類の意味などを確認し、公証人役場に相談するのがいいですね。
私は、日本の戸籍謄本と、英語に翻訳したものを公証人役場に持参し翻訳証明をいただきました。
(その後、アメリカ大使館へ持ち込み、サイン証明(宣誓)まで受けた経験があります)
税理士的な立場からですが、
「給与所得の源泉徴収票」には、オリジナルを意味する「発行者からの印鑑(角印等)」があるかを確認ください。
【参考記事】確定申告の源泉徴収票 コピーして使える? 電子交付の時は?
令和3年分から捺印欄がなくなりましたので、
一部そちらにも対応しています。
・取得方法
当社ホームページ、テンプレートからどうぞ。
PDF版、エクセル版とあり、
年後ごとに分かれていますのでご購入にはお気をつけください
★またPDF版は、編集不可となっています。ご了承くださいませ。
◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
次の翻訳版は何を作ろうかな♪