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会社設立のメリットは? デメリットは?

投稿日:2018年9月26日 更新日:

追記あり:2019年4月8日/

会社を設立し起業するかた、

個人事業から会社組織に(法人なり)するかた、

理由はさまざまですが、

一方で「個人事業に戻る」方も増えています。

改めて、会社設立のメリット・デメリットを探します。

 

・節税のメリット

「会社作ると節税になる」 そのように思っている方は多いようです。

 

売上ー経費=利益 

基本「利益」に対して、所得税も法人税も課税されますが、

所得税と法人税の税率の構造から、法人税が安いと言われていることと、

「利益」を給与に変えた時に、「給与所得控除額」が使える点から、

節税効果があるといわれています。

 

・社会保険料負担のデメリット

「節税」の「税」部分を、所得税・住民税と考えるならケースによっては節税になることも。

ただ、会社になると「社会保険」に加入しなければならず、その保険料負担が重いと実感する経営者さんが多いです。

 

たとえば、年間給与480万円として、12月で割ると月給与40万円

40万円の給与から天引きする社会保険料は61,028円(介護保険あり。東京、平成30年4月分~)

この保険料は個人の負担分ですので、

同額プラスちょっとの額(123,246円)を会社が支払います。

つまり、倍の金額が出金されていきます。

ひとり社長の経営ケース

自分の給与に対して、社会保険料を払い、

それに加えて、会社としても社会保険料を負担するので、

保険料の負担が重いと感じる経営者さんが多いです。

 

社会保険に加入してない会社さんも多かったのですが、

最近はかなり加入を強化しており、そこで法人のメリットを再確認し、

法人から個人事業へもどる事業者さんは多くなったな~という印象です。

 

・定額給与について

法人の役員(社長)は、事業年度の始めの方に年間の給与を決めます。
その金額を毎月支給をうけることになります。

それがいいか、悪いか(という言葉が正しいかは別で)は、経営者さんの価値観によります。

・個人事業の時は、個人のお金と事業のお金の区分がしにくいので、給与がもらえるのは嬉しい

・定額の給与がもらえるので、安定した生活を設計できる

一方で

・がんばって働いて、大きな仕事をとっても、給与が定額なのが残念

・不安定な事業なので、給与を決めるのが大変

など。。

 

・手数料が高い

会社組織は、信用を得られると言われています。

組織として、継続して事業を運営していくという姿勢が「責任」となって、評価されているんだと考えます。

 

一方で、いろんな手数料がかかります。

個人事業では無料で使えていたサービスも、法人になると有料になったり、料金が上がったりします。

 

確定申告書も、個人事業であればご自身で作成できていたかもしれませんが、

法人の確定申告書は、枚数も多くてちょっと複雑!?

税理士に依頼する必要があったりと、出費(経費)が増えます。

 

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◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

節税以外の「会社組織にする必要がある!!」という理由がないと

出費の多さに嫌気がさして休眠に・・・というモッタイナイこともありますので、

いろいろな方に聞いてから会社を作るといいです。

 

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