クラウド会計ってどうなの? 3年使った感想
追記あり:2019年5月15日/
私は、クラウド会計(MFクラウド)を利用して、3年が経ちました。(もう3年か・・・)
思えば、消費税率が5%から8%に変わり、会計ソフトの対応と、スタッフの退職に右往左往。
なにか良いソフトで、業務が効率化出来る物はないのかと探していたところでの出会い。
それからMFクラウド以外にも、ほかのソフトもつかいました。使い方をいろいろ模索した3年。
税理士として使って、ぶっちゃけどうなの?と言うところを書いてみます。
・クラウド会計とは?
インターネット上に、会計ソフトもデータも置かれている状態で使用します。
ヴァージョンアップが自動で(裏で)行われるため、いつでも最新のソフトを使えます。
クラウド会計は、昔から合ったのですが、最近のものは「自動化」がウリで、
・クレジットカードの情報を登録しておけば、取引データと連携できる
・インターネットバンキングの情報を登録しておけば、入出金データが連携できる など、仕訳入力の手間を「少し」は効率化に出来るものです。
よく名前が挙がるのは、
弥生会計から出ているオンライン、またはクラウドに特化している「freee」「マネーフォワードのMFクラウド」で、私は主に「MFクラウド」を利用しています。
・良かった点
・突然のパソコンの故障にも、入力したデータが無事でなにより
・Macが使えること
・ものぐさ!?さんは、自動取得により入力が楽になった
・会計ソフトのヴァージョンアップについて気にしないで使える(例:お客様のものとこちらのVerが合わない事から開放)
・データが共有しやすいので、記帳代行会社に依頼することも、経理担当者に一部入力するなど、動きがスムーズ
・会計初心者さんが、導入しやすくなったと思う
・データを頂くのが遅い方でも、自動取得を利用するとある程度進められる
・エクセルからも仕訳に出来るので、自動取得機能とともに、仕訳変換器のような使い方もできる
・残念だった点
・お客様と、税理士事務所でお互いに入力することがあるので、誰が入力したか、一目でわかるといいな~と思いました
・freeeさんは補助科目が作れない
・freeeさんの補助科目の件に加えて、決算書に「Amazon」「Suica」などの勘定科目が負債の部に並ぶので、いやだな~と思いました
→この辺は好みですがね。私は会社様の決算では、表示を作り変えて「決算書」としています。
・請求書との連動が可能なのですが、未実現な仕訳も計上されてしまうので、実態の数字を把握するのは注意が必要
・レシートスキャンに期待したけど、いまいちっぽく、お客様のその便利さを感じてないご様子
・自動取込は便利なのだけど、「数字合わせ」部分は、意外と大変
・確定申告時など、ユーザの利用が多いときに不安定になる
・MFクラウドには消費税申告書がつくれない
・総勘定元帳の印刷指示について、自由度がひくい
思いついた事を、書き出してみました。
これから、どんどん改良され使いやすくなり、ユーザーも増えていくのでしょう。
私自身、お客様に合わせて、インストール型のソフトとクラウド会計を使い分けています。
クラウド会計を使っているお客様でも、インストール型の方へバックアップ代わりにデータをつくったりもしています。
お客様の希望をお聞きしながら、未来をお話しながら選んでおります!
関連記事 弥生会計から財務応援に仕訳変換 ほかの会計ソフトも
◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
先日テレビをみていたら、肩こり治療で筋膜リリースが紹介されていました。こちらは、注射もあるようですね。
私は、エステで受けた事があり、そのときかなり、肩こりが軽減されたのを思い出しました。もちろんエステは治療でもなんでもないですが、気持ちよかったです。
また受けたいな~~♪