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補聴器は医療費控除の対象になるか

    
補聴器と医療費控除
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補聴器は医療費控除の対象になるか

更新日:2019年4月27日/

突発性難聴になったとき、病院で目にした「補聴器」

このまま聞きづらい状態が続いたら、補聴器欲しい。。。ってなるのかな?そんな事を思いながら、待合室にいました。

補聴器を購入したら、医療費控除の対象になるのでしょうか??

 

・補聴器は調整が大変

補聴器を買って使ってない(タンスの肥やし)と言う方が、私の周りに多しw

耳の形状に合う、合わない、だけでなく、調整が難しいと言うシロモノです。

自分が聞こえが悪くなって良く理解したのですが、
例えば、高音、中音、低音とざっくり分けただけでも、人によっては高音が聞こえにくいとか、低音と中音が聞こえにくいとか、様々。

それを調整するのが大変って、皆さん口々にいいます。
補聴器は、数万円から数十万円です。

 

・医療費控除の対象になるか?

医療費控除の対象になる「医療費」は、国税庁のホームページでは、

医療費控除の対象となる医療費は次のとおりであり、その病状などに応じて一般的に支出される水準を著しく超えない部分の金額とされています。

→医師等による診療や治療を受けるために直接必要な、義手、義足、松葉杖、補聴器、義歯などの購入費用

ポイントは、医師等から「補聴器があった方がいいのでは?」みたいな、診察をもとに購入したケースでは医療費控除の対象になるということです。

なので、自分自身で購入したのはNGですね。

補足 : 医師による診療や治療などのために直接必要な補聴器の購入のための費用で、一般的に支出される水準を著しく超えない部分の金額は、医療費控除の対象となります。補聴器が診療等のために直接必要か否かについては、診療等を行っている医師の判断に基づく必要があると考えられますので、一般社団法人耳鼻咽喉科学会が認定した補聴器相談医が、「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」により、補聴器が診療等のために直接必要である旨を証明している場合には、当該補聴器の購入費用(一般的に支出される水準を著しく超えない部分の金額に限ります。)は、医療費控除の対象になります。

 

・補助金をもらったら

補聴器の補助金というのがあるのですね。

購入のための補助金であるでしょうし、これを受取ったときには、
医療費控除の 「保険金などで補填される金額」として差し引くことになります。

 

 


◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
突発性難聴って、聞こえないだけでなくて、耳鳴りがずーーとしているとか不快なんですねぇ。
私は、再発しないように気をつけています!

また、皆さんへ。イヤフォンで聞く音楽の音量や時間にも、お気をつけくださいませ。

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