2019年3月分からの給与計算 健康保険料ほか料率の変更について
3月&4月は、健康保険料・雇用保険料の料率に注意して給与計算をする月です。
まずは3月「分」からの変更について確認します。
・協会健保の料率改定
協会けんぽの保険料率は、平成21年9月より全国一律の保険料率から、各都道府県ごとの保険料率に変更されています。
そして、平成31年3月分(4月納付分)から健康保険料率、特定保険料率が変更のタイミングです。
各都道府県ごとに、「引下げ」「据え置き」「引上げ」とそれぞれなので、確認する必要があります。
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3130/h31/310213
東京都の例: 改定前 9.90% → 改定後 9.90%(従業員負担 49.50/1,000)
特定保険料は、 3.61%→ 3.51%(従業員負担 17.550/1,000)
・介護保険料は?
介護保険の保険料率は、毎年見直しが行われます。
平成31年3月分(4月納付)からのものについては、1.57%から、1.73%へ変更になります。
→保険料は労使と折半です 1.73% (従業員負担 8.650/1,000)
・労働保険料は?
こちらは4月1日以降の変更になりますが、
雇用保険料については、平成31年度の料率については、据え置き案が国会提出中だそうです。
雇用保険料 →平成31年度と同じ予定。
案:一般の事業の場合、9/1000 (労働者負担は 3/1000・ 事業主負担は 6/1000)
労災保険料 →予定なしです
変更の決定は、ハローワークのサイトをご覧くださいませ。
※雇用保険は、2020(平成32年)年4月から加入対象者が拡大されるとのこと。
満64歳未満の方の雇用でも対象になります。(免除がなくなります)
・こども・子育て拠出金
会社(給与所得者)負担する、「こども・子育て拠出金」
こちらは各被保険者の厚生年金の標準報酬月額・標準賞与額に対し、拠出率は 0.29%(改正前 0.3%)へ
引き上げになります。こちらは4月分からになります。
◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
朝の連続テレビ小説「まんぷく」の影響で、人生初のチキンラーメンを食べました(笑)