所得税の確定申告書 用紙が届かないときの入手方法
更新日:2019年6月27日/
確定申告の時期が迫ってきました。
個人事業者や、年金受給者、会社員で医療費控除やふるさと納税を受ける など
所得税の確定申告書の作成・提出を控えている方が多くいらっしゃいます。
用紙の入手について最新情報です!
・プレプリント申告書とは?
国税庁では、申告対象者に向けて 確定申告書を郵送していた過去がありました。
プレプリントといって、確定申告書に自分の名前、住所などが事前に印刷されていて、使うと便利なんです(笑)
用紙をわざわざ用意しなくてもいいので「この行政サービス」に頼っていた方もおおいはず。
しかし、国税庁は
・資源保護、郵送のコスト削減
・e-taxの利用推進
・マイナンバーカードの普及
を理由に、プレプリント申告書の送付を控え始めています。
平成30年分では、このような見直し内容になっています(国税庁資料より)
もしも前年に、
- 相談会場から提出した
- 税理士に依頼した
- e-taxを利用した
に該当していれば、申告書の送付はなく、「おしらせはがき」が届くのみです。
でもでも、絶対にプレプリント申告書が届かないのではなく、
自宅で手書きした申告書を作成し、税務署へ郵送・窓口提出のケースで、
申告の対象者と見込まれる方は、郵送しているようです。
・確定申告書用紙に変えて「お知らせ」
相談会場で提出した方は、今後は、プレプリント申告書ではなく、お知らせはがきが届きます。
このようなもの。
・用紙の入手と今後
手書きで作成したい、確定申告書がほしい、という方は、国税庁のホームページからダウンロードして使います。
インターネット環境・プリンタがない方は、管轄の税務署へお問い合わせください、とのこと。
(税務署や、申告書作成会場、指導会場等で入手できます)
今後は、確定申告書の用紙はどこで?とかって話でなく、
「紙提出」か「e-tax(電子申告)」か、検討していくことになるでしょう。
2020年分の所得税から、青色申告特別控除の控除額が65万円から55万円に引き下げられます(基礎控除はUPしますが)
しかし、e-taxを利用して提出したときは、65万円の特別控除のままでOK。
【過去記事】青色申告特別控除 65万円 引き下げへ
https://ayumi-office.com/ms-zeirishi/2018/11/29/aoiro65/
【参考記事】e-taxの準備が便利に!?スマホで確定申告も
https://ayumi-office.com/ms-zeirishi/2018/11/07/e-tax-3/
◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
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こまめに保存をすると、操作ミスの時でも楽です。