女性税理士の「税金・仕訳・経理」の解説ブログ

税理士登録 するか、しないか

    
税理士
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税理士登録 するか、しないか

更新日:2019年5月11日/

税理士試験などで「税理士になる資格」を有しても、登録をしないと税理士業務はできません。

税理士の所長先生が、
「うちのスタッフは、税理士資格があるのに登録しない」
という声を聞きます。

なぜ登録しないのか、スタッフ時代を思い出して書いてみます。

 

・登録費用、会費とのからみ

まずはお金って感じ!?

税理士登録には費用がかかります。

登録料 11万円(手数料5万円、登録免許税6万円)
税理士会会費  東京会では、入会金 4万円 年会費 7万5千円
税理士会支部会費 武蔵野支部では年会費 4万8千円

入会時の費用はともかく、毎年12万円ほどの会費を払い続けるメリットを考えます。

勤務税理士事務所が負担してくれるといっても、もし辞めたらどうする?ってことや
費用を負担いただいたら辞めづらいデス・・・ってことを考えるのではないでしょうか?

 

・登録の大変さ

「登録」という作業は、なかなか大変で、書類をそろえることもそうですが、
実務経験を証明するために、過去の勤務先からサインをもらったりと、こちらも骨が折れます。

書類を書いたり、作ったりするのは、慣れていますが、
さすがの私でも!?税理士登録のためのペーパーワークは大変でした。

勤務しながら、この作業をするのは、まあまあ大変です。

 

・仕事で使うか

勤務で、税理士補助的な業務をしているうえでは、それで困らないので
わざわざ税理士登録する必要がない、というスタッフの意見が聞こえてきそうです。

逆に、先生側の想いとしては
資格者が対応してくれるのは、顧問先への安心につながる、
他のスタッフへの目標になってもらいたいなどと、期待するのでしょう。

私は、
勤務先から登録して欲しいとも言われませんでしたし(笑) 勤務では必要ないと考えてました。
退職して、税理士として開業しようと思って登録しました。
その様に考えている人も、多いのかもしれませんね。

あとは、自分なんてまだまだ税理士を名乗れるほどの経験がない。。。という謙虚な意見も聞きます。

 

 

【参考記事】

税理士資格のその先へ  税理士の仕事を考える


◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
資格があるなら登録して、その自信と責任を背負って「会社員」を極めるっていう働き方もありだと思います。

税理士法人で長く勤め、幹部になっている友人たちをみると、とっても誇らしいですね。

 

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