結婚、離婚、養子で姓が変わったときの会社手続き 税金と社会保険など
結婚や離婚など、姓が変わる従業員がいる時の、会社の手続きをまとめました。
・情報の入手
まずは、姓が変わった日を把握し、その原因(結婚、離婚、養子!?)を確認しましょう。
もちろん新しい「苗字」と「ふりがな」もですね。
生活の変化があれば、住所も変わることもあるので、変更の有無も聞きましょう。
・社会保険関係
まずは、健康保険証、雇用保険者証の変更です。こちらは年金事務所とハローワークへの手続きとなります。
・健康保険証の差し替えとして、「健康保険・厚生年金保険被保険者氏名変更(訂正)届」を提出します。
・「雇用保険被保険者証」を書き換えるため「雇用保険被保険者氏名変更届」を提出します。
また、新たに扶養になる方がいるときには、「国民年金第三号被保険者資格取得届・資格喪失届」を提出し、
住所の変更は、「厚生年金保険被保険者住所変更届」が必要です。
・税金関係
新しく、「給与所得者の扶養控除等( 異動) 申告書」の提出をしてもらいます。
扶養状態が変わっているかもしれませんし、氏名が変わったもので記載してもらい会社で保管します。
・その他
給与計算で、注意すべきなのは住所変更により、新しい通勤費の変更です。もちろん、通勤経路の把握も行います。
また給与は、銀行振り込みが多いと思うので、姓の変更で銀行口座の口座名についても確認しましょう。
会社が結婚祝い金などを決めている時は、申請をしてもらいましょう。結婚休暇なども決めているところもありますよね?
あとは、、、名刺の変更は必要ですか??最近では、仕事の名前は旧姓のままされる方もいますよね~
結婚などを会社に伝えない方もいらっしゃいますし、職場が忙しいから伝えるのが辛いというかたもいるでしょうが、あとで変える方が手続きが大変な時もありますので、早めにお伝えてもらえるようにしておくといいですね。
◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
現在発売中の 雑誌セラピストさん。「サロンを健全に育む”お金”と”スタッフ教育”の疑問Q&A」と言うテーマで取材していただきました。よろしければお手に取っていただければうれしいです。