動いてない会社がある 休眠会社の申告
会社を作ったけど思ったように動いてないとか、事情があって一時的に経営出来ない、子会社を整理したけどそのままにしておくときなど、、どうしたら良いでしょうか?
・休眠会社とは
一般的には 営業活動をしていない会社のことをいいます。登記上は残っている状態です。
なので活動をしているけど、売上がたたないというような会社は違いますよね~
ちなみに会社法では、株式会社について最後に登記があった日から12年が経過すると休眠会社となって、その後もそのまま眠ったままだと法務大臣の判断で「解散登記」をされてしまいます。
・法人税 青色申告の取り消し
2期連続して法人税の確定申告書を期限内に提出しないと、税務署から「青色申告の取り消し」の通知が届くことになります。
それにより、赤字の繰越を使えなくなります。赤字の繰越(欠損金の繰越控除)は、改正により10年になりましたが、休眠前の欠損金を今後も利用する予定があるときには、毎期税務申告書の提出が必要になります。
青色申告を復活させることもできますが時間がかかりますので、毎年提出しておく方が良いでしょう。
※税務署へ「休眠する旨」届けをします。
・地方税の均等割
都道府県税事務所、市町村役所へも「休眠」の届けが必要です。
赤字でも支払う税金の「均等割」ですが、これも納税することになっていますので、申告納税をすることになりますが、自治体によって取り扱いが変わることもありますので、確認すると良いでしょう。
・役員の改選登記
休眠中でも、定款に定められている期間ごとに役員・監査役の改選をする必要があります。
会社を作るにもお金がかかりますし、解散・清算という作業も一定のルールに従い行い&お金がかかります。
折角作ったのだから、いつか・・・に日のために 「ちゃんと休眠」させておいてもいいですよね。
次に再出発するときには、社名や事業内容を変えてスタートさせることも出来ますよ!
◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
咲きかけの桜を見ながら食事をしてきました♪ 桜、楽しみです~