在庫の仕訳 期首・期末商品棚卸高、売上原価とは

商品を扱っている事業者さんでは、決算で在庫の確認をされますよね?
このとき、どんな仕訳をするのか確認しましょう。簿記の検定試験 2.3級で学ぶのとは、ちょっと違います。

 

・売上原価とは

4000円で仕入れた商品を10,000円で販売したときには、

(借方:現金預金)10,000円/ (貸方:売上高)10,000円

この時点で利益は、6,000円です。

売上原価の計算は、

期首商品棚卸高(期首繰越商品)+当期の商品仕入高 ー 期末商品棚卸高(期末繰越商品)

決算では、この計算ができる「仕訳」を計上します。

 

・簿記2級 検定試験では

簿記は2級まで勉強したことがある!
このような方が事業主になり、仕訳をしようとすると、呪文のように覚えたあの仕訳(しーくり、くりしー)が出てきます。

(借方:仕入)10,000円 / (貸方:繰越商品)10,000円
(借方:繰越商品)12,000円 / (貸方:仕入)12,000円

これは、三文法という記帳方法ですが、実務の世界ではちょっと変わります。

 

・決算の仕訳

実務の決算では、仕入高を直接減額せずに仕訳します。

上の仕訳をすると、当期(当年)仕入れた金額が増減してしまいます。
それって、当期の仕入れ金額はいくらなの?って見るときに、総額がわからなくなりますので、下記のような仕訳になります。

・前期末から繰り越されてきた在庫があるとき
(借方:期首商品棚卸高)10,000円 / (貸方:商品)10,000円

・在庫を確認したら、商品が12,000円分あった
(借方:商品)12,000円/ (貸方:期末商品棚卸高)12,000円

と、いたします。

 

・所得税の決算書への記載

決算書は、このようになっているので、

そのまま金額を埋めて、計算を行うと売上原価が計算される仕組みになっております。

 

・在庫の計算方法

期末商品棚卸高をいくらにするのか。
これは、あらかじめ税務署へ届け出ている方法(例えば、先入先出法や総平均法、売価還元法、低価法など)によって評価します。

届出をしてない時は、次の「最終仕入原価法」により評価することになります。

在庫として残っている数 × 年末に一番近い時期に仕入れたその棚卸資産の仕入単価  で計算します。

 


◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今日、日曜日は、税務署が開いている特別な日だったわけなのですが、税務署に行かれた方はいらっしゃいますか??

私は、地元の図書館に行き雑誌を物色してから、お仕事へ・・・
本はいいなぁ~♪ 1日ここに居たかった。

お知らせ
↓記事を書いたヒト↓ 益田あゆみ(ますだあゆみ) 通称“セラピスト税理士”  高卒。日本で1番最初に、メンタルサポートを業界に取り入れたことで、特に女性起業家から安心感と共感を呼び、独自に発行した小冊子は1,000人以上の手に渡っています。 小冊子はページ下よりダウンロードできます。

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