私が支払う相続税はいくらですか? 相続税の計算の仕方
「親から財産を受ける予定なのですが、私の相続税はいくらですか?準備しておきたいので・・・」
このような不安をお持ちの方、いらっしゃいませんか?自分がもらう予定の財産に対して、おおよその相続税を知りたいというのは当たり前のことだと思います。ただ、相続税の計算構造が面倒で、、、無料相談会ではすぐの回答が難しいのが残念です。
財産の把握
相続税の計算のスタートは、亡くなった人(被相続人)のその時点の財産を把握することからです。
具体的には、現金、預貯金、株式、公社債、貸付信託、土地、建物、事業用財産、家庭用財産、ゴルフ会員権など一切の財産が含まれます。
他には、死亡に伴って支払われる生命保険金、退職手当金なども相続財産として税金がかかります。一部非課税金額として税金がかからない部分がありますけど。
亡くなった方についての借入金などの債務のほか、未払いの税金、お通夜や葬式にかかった費用は債務控除として相続財産の価額から差し引くことができます。ただし、法事や香典返しの費用は葬式費用に含まれません。
※なお、平成25年4月1日以後、国外に居住する日本国籍を有しない人が、日本国内に居住する人から相続又は遺贈により取得した国外財産についても、相続財産となります。
土地や建物は、路線価を使うんですよね~と、調べてらっしゃる方も多いです。ざっくりの場合は、国税庁のホームページから路線価を調べて面積を掛けて計算しておけばいいと思います。試算するときには、少なめよりかは多めでシュミレーションする方がいいです。
相続税の計算の仕組み
「相続税の税率」というのは、検索すれば出てきますけど、遺産総額にかければいいかというとそうではありません。
遺産総額から、基礎控除(平成27年1月1日以後の相続は、3,000万円+600万円×法定相続人の数へ変更になっています)を差し引きます。
それを法定相続人が法定相続分で取得したとして、遺産額を分けまして、そこに税率を計算させます。次にその、、それぞれの額を合計します。(相続税の総額を計算)
相続税の総額を、実際に各個人が取得する割合に応じて、振り分けします。・・・・すごい伝わり辛い(^▽^;)
ここまでしないと、自分が支払うだろう相続税が計算できません。
で、相続税がいくらか
国税庁のホームページで、相続税がかかるかの教えてくれるサイトができました。
相続税の申告要否判定コーナー https://www.keisan.nta.go.jp/sozoku/yohihantei/top#bsctrl
このサイトはとても良くできてますね。しかし相続税額までは算出できないw やはりこの辺は、小規模宅地の適用者、土地の選択など あちこち判断がはいるのでやむを得ないのでしょうかね。
あと、ご相談に来る方で、対象者さん(例えば親とか夫とか)の財産がどの位あるのか、まったくわからないという方も少なくないです。まずは遺産の把握、そしてだれか取得をするのかを話し合っておくのが良いでしょうね!
図)日税連 やさしい税金教室より
今日の◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
小規模事業者持続化補助金の追加がでたそうです。締め切りは7月31日です。経営計画に基づいて販路開拓等の取り組み(販促活動)に対し、原則50万円を上限に補助金(補助率2/3)がでる助成金です。日が迫っていますので、興味があればお近くの商工会議所・商工会へダッシュです!!
暑くなりましたね。愛犬の熱中症予防も気をつけないと・・・ 犬用の牛乳で水分補給デス。
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