女性税理士の「税金・仕訳・経理」の解説ブログ

税務署のいう「富裕層」っていくらだろう・・・

    
富裕層
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税務署のいう「富裕層」っていくらだろう・・・

追記あり:2019年4月8日/

税務署のホームページなどはじめ、税務関連では「富裕層」という言葉を目にします。

が!! それは、いくら位の資産家のことを指しているのかしら?

一般には、資産1億円以上とか、年収2000万円以上とか言われていますが、ちゃんとした定義はないようです。

では、もう一度!! 税務署ではどの位を富裕層として「ターゲット」にしているのでしょうか?
こちらも明確な基準はないようです(あっても公表しませんよね)

 

国税庁のホームページを検索すると、

名古屋国税局では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な者などの、いわゆる「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成26事務年度においても積極的に取り組んでいきます。

このような記述を見つけました!

なので金融資産を中心とした資産家として捉えているのでしょうね。

 

一方で、国外財産調書の提出基準が5000万円でしたので、国内にも財産があることを考えると、やはり金融資産1億円ラインでしょうか!?私が職員だったら(笑)マークしたいラインは、税金のインパクトが出てくる5億円くらいでしょうか?

・・・もちろん、なぞのままですが。

国税庁では、有価証券・不動産等の大口所有者、経常的な所得が特に高額な個人など、「富裕層」に対して、資産運用の多様化・国際化が進んでいることを念頭に調査を実施しており、平成30事務年度においても積極的に取り組んでいます。

追記:

この記事を書いたあと、国税庁では「富裕層」への課税(管理)強化を強めている発言をしています。

財産債務調書の基準が変わったり、国内外に資産がある方へをマークしていますね。

マイナンバー制が始まれば、いろんなことが紐つけされて、富裕層マークとかついちゃうのかしら??

 


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