簿記検定2級から 次の資格は?
更新済み:2019年4月27日/
不況になると資格学校が儲かる、ということを聞きますが、税理士試験はめっきり受験者数が減りました。
簿記2級まで合格した方のこの先、どんな道があるでしょうか。
・簿記の1級を目指す
会社で経理をやっている方も、いない方も、簿記の仕組みの楽しさに触れたでしょうか!?(私は簿記が大好きです(笑))
もっと勉強してみたい!というときは、1級を目指すのもいいですよね~
メリット
・1級っていう響き、かっこよくないですか?!ってことで、目指すもの良いと思います
・1級のレベルは「大企業向け」なので、そのような会社で経理・財務にかかわっている方は良いかもしれません
・個人的に、リースか、購入かの意思決定の計算など、工業簿記・原価計算の項目は勉強してて面白かったです
デメリット
・簿記の仕訳や計算が好きな方は、1級は会計学や意思決定などが入ってくるので、物足りなく?!感じるかもしれません
・上と重なりますが、商業簿記では、合併、本支店、連結会計など少し特殊な分野なので、モチベーションが保てるかどうか
・税理士試験に挑戦する
税理士の受験資格がある方なんかは、税理士試験に挑戦するという方もいらっしゃるでしょう。なくても、簿記1級を合格すれば、受験資格が得られますよ!
メリット
・科目ごとに受験が可能で、合格した時は、「税理士試験 簿記論合格」と履歴書への記載もできます
・簿記を面白いと感じる方は、簿記論は計算2時間の試験なので、ハードですがやりがいを感じるかもしれません
・1科目のつもりで勉強しても、途中で「税理士になろう!」と思ったら、そのまま勉強を続けられる(科目合格のメリット)
デメリット
・税法を選んだときには、「理論暗記」というハードな学習をしなければならない(画像のような文をほぼ暗記(記憶)しなけれはならない)
・年1回の受験しかなく、しかも平日
・受験資格がないと受験できない
・税理士として仕事をするためには、実務経験と登録が必要
・思い切って他の資格へ
簿記2級ほどの高いレベルを乗り越えられたなら、他の国家資格を挑戦してもいいかもしれません。
中小企業診断士、社会保険労務士、行政書士、司法書士、宅地建物取引士など。
国家資格ではないですが、BATIC(国際会計検定)などもいかがでしょうか。
宅地建物取引士は、私も持っています。
選択式の試験なので、受かりやすいと思うかもしれないですが、
社会保険労務士は、テキストをみても頭に入ってこない感覚があり、宅地建物取引士を勉強した経緯があります。
ボリュームとしては、結構ありますよ(笑)
- 受験資格を持っているか、
- 仕事に必要なのか
- モチベーションアップのための勉強か
- 勉強内容について愛着をもてるか
などで決めていくといいかもです。
書店に行ってテキストを見て 面白そう!と思うのがあれば、新しい目標が見つけられるかも!?
勉強する前には、必ず受験資格を確認しましょう。
◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
資格を目指すのは、時間がある、理解が早いという理由で若い方が有利と言われています。でも30過ぎてからや、子供を産んで育てる合間に、、、とかで税理士試験を5科目そろえる方もいらっしゃいます。私は、何かをはじめるのに、遅いも早いもない!と思っています♪