【英語版】所得税の確定申告書Bの翻訳テンプレート Individual Income tax return
追記あり:2023年12月29日
過去にこちらの記事でも書きました。
【過去記事】英語版の 確定申告書、源泉徴収票、扶養控除等申告書
英語の源泉徴収票は昨年作り、英語の確定申告書をはやくやろうとしていましたがエンジンかからず(笑)
遅くなりましたがやっと完成!
所得税の確定申告書。
これは、法律で定められている様式ではないのですー
・英語の確定申告書が必要なケースとは
私が過去に英語の源泉徴収票を必要としたときは「ビザ取得」でした。
この英語の確定申告書の翻訳も、主な利用の場面は、このようなケースでは?
- 外国人労働者に給与所得の源泉徴収票を渡したときの説明として
- 外国人労働者が、本国の確定申告のため
- ビザ取得のため
今後は確定申告書を出す方が増えそうなので、作成していきました。
でも、、、Bで翻訳しちゃったんですよね~(笑)
追記:2023年10月18日
現在は「確定申告書のA」がなくなり「B」のみになりました。
・作成にあたり
このフォーム作り。
まず、英語の源泉徴収票を作成したときのものを見ながら作成しました。(↓その時に記載したコメント)
アメリカの税務申告を見ていたので、そこでの記憶から単語をチョイスしています。
税務、会計の英単語に、アメリカ・イギリス・ドイツ的なものがあるとしたら、アメリカ寄りです。
あとは、国税庁からでている英語の手引き(英語版)から単語を引用しています。
前にも書いていますが、
例えば、「住所」は簡単にAddressで意味は分かるのですが、
「 Domicile 」としました。
また、以下の翻訳証明を受ける方のために、「印 Seal」表記も入れておきました。
(追記:2023年10月18日 印鑑マークが消えた年以降は、消しています。)
所得控除、税額控除の英単語も使い分けしています。
給与収入・給与所得については、以前の給与所得の源泉徴収票の翻訳時も悩みました。
手引きにも「Employment」と書いてあったのですが、
給与収入には、役員報酬も含まれるので、微妙にちょっと違うのですよねぇ。
アメリカの申告書には「Wage」と入っているのですが、
分かりやすさもポイントにして作っているので「Salary (Payroll)」にしました。
私も源泉徴収票をビザで使ったことがありますが、
ビザ申請だけを考えると意味が通じればいい、という側面もありますが、
従業員に渡すことも想定すると、内容を理解頂くことも考えて作りました。
※アメリカにいるCPAの先生にも監修いただきましたよ
・私文書の翻訳証明方法
正式な英語翻訳書類として、外国へ提出するためには、
公証人役場の「外国向け私文書の認証」を利用するのがいいでしょう。
この認証サービスは、「翻訳証明」と「サイン証明」がありますので、
提出書類の意味などを確認し、公証人役場に相談するのがいいですね。
私は、日本の戸籍謄本と、英語に翻訳したものを公証人役場に持参し翻訳証明をいただきました。
(その後、アメリカ大使館へ持ち込み、サイン証明(宣誓)まで受けた経験があります)
税理士的な立場からですが、
本当に提出済みかを証明するには、税務署からの受付印があるかがポイントですよね。
電子申告システムでの送信のときは、その翻訳も必要ではないでしょうか。
※音声注意ください
・取得方法
当社ホームページ、テンプレートからどうぞ。
◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
確定申告書の控えがない、という方多いんですね~!