女性税理士の「税金・仕訳・経理」の解説ブログ

判取帳・家賃帳の収入印紙について

    
家賃帳の印紙
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判取帳・家賃帳の収入印紙について

追記あり:2019年4月27日/

家賃の支払いに関しては、クレジットカードや管理会社がはいって口座振替が多いかもしれませんが、まだ一部大家さんに手渡しもあります。

 

・家賃帳の印紙

こちらの収入印紙は、第19号文章(金銭の受領通帳)に該当しますので、1年ごとに 400円 になります。

家賃帳は、2年分の冊子であることも多く、その時には毎年400円貼ることになります。

一部例外で、100万円を超える家賃をつけ込んだ場合、別の取り扱いをしますので、ご注意くださいませ・・・ ま、ないよね。そんなケースはw

 

・月謝袋について

子供の頃、そろばん教室に通っていましたが、月謝袋にお金を入れてお渡ししてました。

これは・・・印紙なんて貼ってなかったぞ!ってことで、月謝などは、「課税しないことに取り扱われる」 という取扱いです。

ですから、印紙は貼らないでOKです。

 

・判取帳については?

第20号文章の判取帳とは、お金の受取側が領収書を用意しなくてもいいように、こちら側が受領印を押してもらうようなノートを用意した時の、その和製帳簿をいいます。

判取帳

こんなの。

家賃帳とはちがい、帳面に2以上の方に受領印を頂くというのが特徴のある点です。

相手方に、名前、金額、印鑑を押していただき こちら側は支払った証拠として残しておきます。

印紙税としては、1年ごとに 4000円です。

さて、この判取帳については、「伝票綴りを判取帳の認定をされた」ケースや、「売上代金の付け込みでは、100万円を超えたら、新たな課税文書となるので印紙が別に必要」ケースなど、ポイントも抑えておく必要があります。

 


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