W-8BEN-Eの書き方 なぜ出すのか

w8bene

アメリカとの取引の際、時折要求されるフォーム。それがW-8BEN
正式名:Certificate of  Status of Beneficial Owner for United States Tax Withholding and Reporting
この改正があり、今年2016年4月より法人向けのフォームを使うようになりました。

・なぜ提出が必要なのか

米国法人から、利子、配当、賃借収入、使用料などの支払を受けるとき、源泉徴収の有無の問題があり、日本居住者であることを確認するため、従来から提出をされてきたかと思います。わたしも提出した事があります。

通常、アメリカ合衆国は、外国人へのこれらの支払いの際、30%の源泉徴収を行います。
ただ、この書類で日本の居住者が分かれば、日米租税条約の適用ができますので、免税になったり軽減税率の適用になります。

改正では、FATCA(外国口座税務コンプライアンス法)という法律の関係があります。
アメリカはアメリカで、米国外で脱税を目的とする米国人の口座をあぶりだしたい・さがしたい。

そこで、米国外の法人情報もしっかり把握したいわけで、このようなページ数の多いものになりました。なので、名称も「and Reporting」が入ってます(^^ゞ

 

・記載内容について

個人用のW-8BENは2枚構成ですが、法人用のW-8BEN-Eは、8枚構成になっています。 (発音は、そのままアルファベットでよみます)

一般的な中小法人を想定した書き方としては、

  • PartⅠ  1、に法人のオーナー(株主)名  →このフォームにサインする人の名前です(PartXXX)
  • PartⅠ  4、ではCorporationにチェック
  • PartⅠ  6、法人の住所 登記簿上の住所となります。「JAPAN」もお忘れなく
  • PartⅢ  日米租税条約の適用を受けるときに記入 ※
  • PartXXX サインを行い、日付、チェックマーク

→ PartⅢの14.15のところ

14-a:恩恵を受ける国・・・JAPANですね。
14-b:法人組織を□にチェックいれます
14-c:外国法人からの配当、利息が米国源泉所得かどうか
15 :日米租税条約の軽減税率を記入

この辺難しいです・・・

・提出先や期限など

こちらは、入金先つまり取引先に提出いたします。
間違っても、IRS(日本の国税庁のような機関)には提出しません。

時々、IRSを装い個人情報収集で詐欺メールなどが見受けられますが、IRSは要求しませんので、ご注意下さい。

書類の有効期限は、サインした日から3年後のその年末です。
例:サイン 2014.9.30 → 2017.12.31まで

用紙や書き方はIRSのサイトから入手可能  ※最新をご確認ください!

フォーム →  https://www.irs.gov/pub/irs-pdf/fw8bene.pdf
説明 → https://www.irs.gov/pub/irs-pdf/iw8bene.pdf

 

監修:Aizawa&Associates CPA @ NY

記入例はご参考程度にお願いします。
作成した書類の確認をして欲しいなどのお問い合わせは、当事務所からご紹介が可能です。

◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
自分が講師の5回コースの講座が始まりました。
すべてのレジュメは作っていたのですが、進行を見ながら作り変えます。
しばらくは、苦手なレジュメ作りもやっていくことになります~

 

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↓記事を書いたヒト↓ 益田あゆみ(ますだあゆみ)  通称“セラピスト税理士”高卒日本で1番最初に、メンタルサポートを業界に取り入れたことで、特に女性起業家から安心感と共感を呼び、独自に発行した小冊子は1,000人以上の手に渡っています。担当した業種は50以上。中には大物歌手も。幅広い経験と「お客様には愛情をもって」をモットーに、心をこめてサポートをさせて頂いております。運気や心理学、女性特有の悩みや経営相談には織り込んで行います!米国会計事務所に勤務経験があり、ビジネスを海外へ展開したい方へのご相談にも応じます 詳しいプロフィールはコチラ



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