領収書整理 税務調査を意識した注意点
この業界に入り、沢山の領収書を見ていると「ん?」と手が止まってしまう領収書があります。それは税務署の職員も同じですので、税務調査で必要以上の指摘を受けないように日々の整理をしっかりしましょう!
怪しいと思う領収書
・ぐちゃぐちゃな領収書 → ポケットに雑に入れたのであれば、いろんなことが雑=経理がしっかりしてないという心証を与えてしまう
・自宅近くのコンビニエンスストアのレシート → 個人的なものを買ったの?帰宅時にビール買ったのを入れてない?と思う
・ペットショップ、子供服のお店などのもの → 贈答の可能性もありますが、頻繁でお子様がいるご家庭ならNG
・日付、金額、宛名など社長やスタッフの筆跡ににているもの → 白紙領収書をもらい、自由に書いたと推測してしまう
・ゼロの位置が不自然なもの → ゼロ足してませんよね?
・日付が書いてないもの → いつの費用に計上していいかわかりません
・コンビニエンスストアなど通常は細かく記載があるレシートが発行されるお店から、手書きや内容の書いてない領収書
→ プライベートのものだと判断しやすくなります
クレジットカードの明細と領収書
利用明細書と領収書の2枚をカウントしてしまい、経費の二重計上にならないようにご注意しています。
なので、利用明細書をみると違う意味で「怪しい」と思ってしまいます。
クレジットカードでの決済では、カード利用明細と領収書(レシート)の2枚が渡させることがあり、後日クレジットカード会社からは請求明細書が届きますよね。
請求明細書/利用明細書=領収書の代わりとはならないので、会社の経費として主張していく以上は、領収書をもらうようにしましょう。
領収書の整理方法
お勧めしているのが、このようなドキュメントファイルです。仕切りが多い方が、整理しやすいですよ!
もちろん、紙に貼るっていうのを否定はしていなくて日付ごとにしっかり貼っていれば、あとから追加がない=経費をつっこんだのではないよね?
っていうことでは、税務調査の場面では好印象です♪
でも、このファイルに突っ込んでいる状態でダメってことではないので、書類整理が苦手な方は、このような方法から始めてみてはどうでしょうか?