個人事業でも、法人でも、配当金として受け取ったとき、株式ではなくても出資金に対して、預金通帳に「配当」として受取る事もあります。
そのときの仕訳は、どうなるでしょうか。
・株式・出資金の配当金
このような仕訳が基本形です。
慣れている!?受取利息の仕訳時の「受取利息」を「受取配当金」に変更します。
注意点は、配当の種類によって源泉徴収の税率がかわります。
法人が受取るときは、住民税(利子割)が掛かりません
※上場株式の配当の例:
(借方)普通預金 847円 / (貸方) 受取配当金 1,000円
(借方)法人税等(源泉所得税) 150円 /
(借方)法人税等(復興特別所得税)3円 /
上場株式等の配当(大口株主を除く)
→ 一律15.315%(所得税+復興特別所得税)
上場株式等の配当(大口株主)・非上場株式の配当等
→ 一律20.42%(所得税+復興特別所得税)
※大口株主とは、発行済株式の総数等の3%以上に相当する数、金額を保有する個人株主
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法人 利子割がなくなりますので受取利息の仕訳に注意を!
平成28年1月1日より、法人が受け取る利子等(利息)について控除される「利子割」が廃止になり ...
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・個人事業のケース
預金利息同様、「事業主借」で仕訳をします。
(借方)○○預金 / (貸方)事業主借 OR 店主借
個人では、配当金は配当所得という所得になります。
所得税は源泉徴収されているので、特段確定申告書に計上はいたしません。
・ほかの配当金について
「配当金」という名目であっても、保険会社から受取るものや、
組合から事業利用分量配当というものもあります。
集めた資金、手数料、保険料が多かったので、「戻す」という内容の配当等がありますので、
内容を確認されるといいでしょう。
◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
首と肩が動かなくなり、接骨院にいって首の骨を治してもらいました。
お陰で仕事が出来ず、ストレスでしたw
首を動かすと痛いので、寝ているときもきつい。
急遽オーダーメイドの枕を購入。これで肩こりが減ると良いな~