外貨取引があった時の計上は? 換算は?

 

国内取引だけでなく、外国と取引した時に、日本円以外で入金・支払をするときがあります。どのように処理をしたらいいでしょうか?

 

・外貨での取引

外貨通貨で取引が発生した時の金額と、決済(支払・入金)の時との差額は「為替差損益」として損益を把握します。

原則、取引の発生時にはそのときの為替相場(原則:仲値)で円換算いたします。

期中で売掛金・買掛金(債権債務)がなくなればいいのですが、そのまま決算を迎えると換算替えの問題があります。

・法人税法の外貨建て換算

期末に外貨建の資産(売掛金)や負債(買掛金)などが残っているときには、換算換えという問題が生じます。

※短期、長期とは、事業年度終了日から1年以内に期限がくるものを言います。またココでは現金・預金・有価証券についての説明は省きます。

 

→法定換算方法

短期外貨建て債権債務・・・期末時における為替に換算しなおす「期末時」

長期外貨建て債権債務・・・発生時における為替のまま「発生時」

 

→法定換算方法以外を希望するとき

「期末時」か「発生時」か、選択可能なものは、換算方法を税務署へ届け出ることによって、自社希望の換算方法によることができます。

手続書類名:外貨建資産等の期末換算方法等の届出

 

為替の動きって、1年間で大きく変わるものです。為替差損で損益が大きく変わるようなこともあるため、発生時換算法を選択するのもよいと思います。

・為替換算レート

為替レートには、TTS、TTB、TTMという3つがあります。

・電信売相場 「TTS」と略されます ~ 銀行さんが私たちに外貨を売る時に使うので、sell(売る)。 つまり私がたちが買う時のレートです。

・電信買相場 「TTB」と略されます ~ 銀行さんが私たちから外貨を買う時に使うので、Buy(買う)。つまり私がたちが売る時のレートです。

・仲値 「TTM」と略されます  ~ 仲値(なかね)は、銀行が私たちと為替取引をする時の基準レートです。

 

【参考記事】 海外出張の業務精算 使う為替レートと精算方法

海外出張の業務精算 使う為替レートと精算方法

 

◆◇今日のつぶやき◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

厳密にいうと、外貨で取引をしていても、円で決済される取引は「外貨建取引」には該当しません。

 

お知らせ
↓記事を書いたヒト↓ 益田あゆみ(ますだあゆみ) 通称“セラピスト税理士”  高卒。日本で1番最初に、メンタルサポートを業界に取り入れたことで、特に女性起業家から安心感と共感を呼び、独自に発行した小冊子は1,000人以上の手に渡っています。 小冊子はページ下よりダウンロードできます。

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